「ひっく……」

雅人

「は?」

いや、安心できないのがもう一人いた。

昴さん、いつのまにそんなに飲んで……あ、もう一升瓶あけちゃってる!

「ごくごくごく……んっ……ぷふぁあ……」

「はあ……美味しい……」

豪快に飲み干してるなあ……完全に後のことを考えてない飲み方してるぞこれは。

雅人

「あ、あの昴さん……?」

「行ってきましたの?」

雅人

「あ、はい……それはちゃんと……」

「そう、だったらお姉ちゃんが褒めて差し上げますわ」

「はい、よしよし」

雅人

「あ、ちょっと……」

こんな人前で急に頭を撫でられると……

「偉い偉~い……」

ナデナデ……

氏子B

「いいなあ……羨ましい……」

氏子C

「くっ……! 俺もお姉ちゃんからナデナデされたい」

周りの反応が恥ずかしい!